【2009年12月末】インターネット専業銀行の口座数
2010年3月10日の日本経済新聞によると、インターネット専業銀行の口座数は、以下の通りとなっています。
インタネット専業銀行の預金残高および口座数の状況(2009年12月末現在)
目を引くのは口座数と預金残高にあまり相関が見られないことですが、これは口座数が過去の累計の利用を示しており、一方、預金残高は現在の利用状況を示しているものと推測されます。
つまりジャパンネット銀行やイーバンク銀行はかつて多くの預金者を集めましたが、現在では、例えば最近台頭してきた住信SBIなどに預金を奪われてしまっている、と考えられます。
第6回日経金融機関ランキングの記事でも紹介しましたが、やはりその時々で顧客満足度の高い銀行が預金を集めるのだと思います。ネットバンクは預け替えもしやすく、そうした傾向がより反映されやすいのではないでしょうか。
裏を返せば、預金残高と現在の銀行のサービスが正の相関を持ちやすく、銀行を選ぶ時の参考にできる、とも言えるのかもしれません(必ずしも一概には言えませんが)。
一般消費者としては、賢く金融機関を選びたいものですね。
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インタネット専業銀行の預金残高および口座数の状況(2009年12月末現在)
銀行 | 預金残高 | 口座数 |
---|---|---|
ソニー銀行 | 1兆5,438億円 | 76万 |
住信SBIネット銀行 | 9,126億円 | 63万 |
イーバンク銀行 | 7,017億円 | 339万 |
イオン銀行 | 6,396億円 | 123万 |
ジャパンネット銀行 | 4,491億円 | 208万 |
じぶん銀行 | 1,391億円 | 85万 |
セブン銀行 | 1,285億円 | 75万 |
目を引くのは口座数と預金残高にあまり相関が見られないことですが、これは口座数が過去の累計の利用を示しており、一方、預金残高は現在の利用状況を示しているものと推測されます。
つまりジャパンネット銀行やイーバンク銀行はかつて多くの預金者を集めましたが、現在では、例えば最近台頭してきた住信SBIなどに預金を奪われてしまっている、と考えられます。
第6回日経金融機関ランキングの記事でも紹介しましたが、やはりその時々で顧客満足度の高い銀行が預金を集めるのだと思います。ネットバンクは預け替えもしやすく、そうした傾向がより反映されやすいのではないでしょうか。
裏を返せば、預金残高と現在の銀行のサービスが正の相関を持ちやすく、銀行を選ぶ時の参考にできる、とも言えるのかもしれません(必ずしも一概には言えませんが)。
一般消費者としては、賢く金融機関を選びたいものですね。
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